全ての健康は「物を食べる」という行為から始まります。
最近でも健康食品がブームになっています。
物を食べるということは、歯を使うこと。
そう考えていくと、健康の源は歯から始まります。
歯並びが悪いと、様々な弊害が起きてしまうと言われています。
矯正治療をすることで、この弊害を予防、あるいは治療することが可能となります。
矯正治療は子供しかできないと思われている方もいますが、何歳からでも始めることができます。下記のメリットにもありますが、見た目はもちろん、今まで抱えていたコンプレックスや、普段の食事や歯磨きなどいろいろなことが変わります。矯正治療をぜひ前向きに考えてみてください。
矯正治療の目的は歯並びを良くする事です。
歯並びが悪いと、磨き残しが多くなり、虫歯ができやすくなります。
同時に歯肉がはれやすくなり、歯槽膿漏になる可能性も高くなります。
また、歯並びが悪いと食べ物がよく噛めません。
物がよく噛めないと、あごの発達にも悪影響があると言われています。
歯並びが悪いために、口が閉じにくくなり、口で呼吸をしてしまうこともあります。
これを口呼吸といい、それが原因で風邪などの病気にかかりやすくなったり、口臭が悪化することがあります。
矯正治療で見た目の改善だけではなく、これらの問題を予防することができます。
歯や歯茎を健康に維持しましょう。
矯正治療をすることで、様々なメリットを得ることができます。
例えば…
✔虫歯、歯肉炎のリスクを減らすことができる
✔笑顔に自信がもてる
✔顔立ちが整う
✔言葉の発音が良くなる
✔歯並びが良くなることで劣等感がなくなり、心理的に良い影響を与えることがある
✔口呼吸の弊害を正し、健康な呼吸環境を整える
など、
歯列の矯正には見た目の美しさを得るだけではなく、様々なメリットがあります。
歯列がきれいに並ぶことは、健康面・精神面でも大きな意味が有ることです。
しかし矯正の治療を行うことによる負担や、治療中に生じる不便さなどマイナス面もありますので、治療を始める際には注意が必要です。
✔口内炎になりやすい
治療中、矯正装置が粘膜にすれて口内炎ができることがあります。
主に治療初期にできやすく、治療が進むにつれてできにくくなります。
✔経済的負担が大きい
矯正歯科の治療は、一般的に健康保険の適用ができません。
そのため治療費は全額自己負担となります。
(歯列矯正にかかった費用は、基本的に医療費控除の対象となります。)
✔虫歯になりやすい
矯正装置が装着している時は、歯磨きがとても難しく虫歯になるリスクが高くなります。
健康的でかつきれいな歯並びを手に入れる為には、自宅での予防がとても大切になります。
✔痛みや違和感を感じることがあります
矯正治療は痛くない、とは言えません。
ただ、これは子どもでも我慢できる痛みでもあります。
個人差はありますが、次第におさまりますので心配ありません。
少しでも不安なことがあれば、一度ご相談下さい。
ヘッドギアは主に上顎前突症(出っ歯)の矯正治療の際に使用される矯正装置です。
上顎骨の成長抑制や上顎大臼歯の後方移動 により、上顎前歯を後退させるための隙間を作る目的で使用します。
チンキャップは、下あごの骨(下顎骨)または、下あごの歯を後方に移動させるために使われる装置です。
低年齢児でも使用できる受け口の改善のためのムーシールドというマウスピース型の矯正装置です。この装置により、乳歯期反対咬合が改善されるだけでなく、前歯の永久歯を正常な噛み合わせへと誘導したり、口腔内の筋肉のバランスを整えたり、正しい成長発育へと促してくれます。
透明感のある素材でできたブラケットです。歯の色とも調和しやすいため、装置自体が目立つことがありません。QH,BH,LAなどですきまを作り、永久歯が生え揃ったのち「ブラケット」と呼ばれる装置を歯に取り付け、そのブラケットにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく方法です。
この装置はあらかじめ理想の歯並びで作られており、取り外しのできる装置です。ゴムの弾力を利用して歯を動かすため、できるだけ長い時間使用することで効果があらわれます。
顎間ゴムはブラケットと併用して使用します。どちらかというと補助的な装置ですが、治療段階によっては治療結果を左右するとても重要な役割りを果たします。口腔内の状態により期間や使用方法は異なります。
深い噛み合わせを正常な咬合に矯正していく装置です。 筋肉の力を利用して下顎の成長を促します。取り外しが可能ですので、通学時や食事の際に装置を気にする必要がありません。
床矯正装置は、取り外し可能な装置です。中心のスクリューを回しプレートが広がることで、ゆっくりと歯列が広がり、歯と歯の間にすき間を作っていきます。
動的治療終了後、後戻りを防ぎ、きれいな歯並びを保つための保定装置です。装置は透明で目立ちにくく、取り外しが可能です。保定期間は個人差があります。
ソフトリテーナーと同じ役割です。
拡大床と違いこちらの装置は固定式になります。上顎・下顎を広げて、歯の並ぶスペースを作る装置です。
QHと同じ役割です。
歯の裏側に装着して、すき間を維持したり、奥歯が動かないように固定する装置です。
バイトプレートは取り外し可能な装置で、噛みあわせの深さを補正する役割があります。 主に混合歯列期の過蓋咬合の治療に使用され、低くなった噛み合わせを高くするために用います。